阿賀野は修理の為にトラックから本土への回航中に米軍の潜水艦からの雷撃で沈んでしまった残念な最後を迎えています。
本土への回航が無事に達成されて改装されていたらと考えた阿賀野改を作ってみました。
大和・武蔵から外されたまま放置されていた15.5サンチ三連装砲塔を主砲として搭載させたとしました。
この砲は高仰角での射撃が可能で高角砲としても使える対空・対艦両用砲だったそうです。
武蔵に増設する5インチ高角砲の生産さえ間に合わない程に工業生産力が落ちていた中で、
軽巡洋艦を防空艦へ改装する手段はこれくらいしか無かったのではないでしょうか。
各砲塔が独自の判断で射撃出来るように射撃指揮装置も4基搭載しました。
対空・対艦両方の弾薬を十分に搭載する事を優先し艦載機も搭載出来ません。
矢作の乗組員が残した報告書によると、8cm高角砲は実戦では全く役に立たなかったそうです。なので外してしまいました。
これも知識が浅かった頃に作った物なのですが、
今見ると14cm連装砲二基を外して15.5cm三連装砲二基を配置とした艦首側は重くなり過ぎですね。
艦首を延伸する、二番主砲塔を低くして後ろにずらす等の修正が必要ですかね。