2021-09-06

熊野 1946

 kumano 1946                  #熊野改

熊野は栗田艦隊の一艦としてレイテ湾突入戦に参加しました
その中で米軍機の攻撃で機関を損傷し速度が出せなくなり艦隊に追随出来なくなりました
止む無く単艦で引き返し泊地に帰還しその後修理の為にマニラへ向かいました
そして応急修理の後本土帰還を目指しましたがその途中で米軍機の攻撃を受けて沈んでしまいました
何とも残念な最後なので大破しながらも何とか本土に帰り着いたとして
修理と共に装備強化改装を受けた架空艦「熊野改」を作ってみました

大戦後期に登場したエセックス級空母やアイオワ級戦艦は高速で紀伊・尾張でも追い付けません
日本艦隊が運良く近距離で補足出来たとしても米艦隊は紀伊・尾張に正面から砲撃戦を挑もうとはしないでしょう
空母群は護衛艦船に守られながら高速で退避し航空攻撃を仕掛けてくるでしょう
なので米艦隊追撃の主役となるのは速度で勝る巡洋艦になるはずです
しかし空母に近付けばアイオワ級戦艦以下多数の艦船に砲戦を挑まれるはずです
重巡の8インチ砲10門では力不足で手も足も出ないでしょう
と言う事で8インチ砲も雷装も艦載機関連設備も外し比叡から外された14インチ砲塔を無理矢理積んで
逃げる空母の足を止めるために独走する突撃艦にする事にしました
これに阿賀野1946が追随し高速化された比叡1946も続くと言う想定です

三隈1946を作っている最中に思い付き
湧いてきたイメージを忘れる前に形にするべきとして
三隈の作業を止めて急ぎ作り出し取り敢えず形になったので載せる事にしました
横方向へ主砲を斉射したら横転してしまうでしょうから側面には横転防止策を兼ねた構造装甲追加は必須です
艦底にキールを二本貼り着けてこの上に14インチ砲塔を載せてそれを包む艦底を一層追加して復元性の増進と
重量増対策を取ってと大改装になっちゃいますね
 


艦体側面に補強材兼構造装甲を追加しました
この補強材が甲板下で前後の主砲を囲み砲塔で生じる主砲発射の反動を吸収分散させるとしています
また艦首側に浮力不足が有るとして艦首を延長し先端に向けて甲板を高くして凌波性も確保したとしました
阿賀野型や大淀の様に幅の有るフレアを付ける事も考えましたが最上型の特徴を残す為にそのままにしました
1番主砲は重心に近付ける為に艦橋直前に起き
2番主砲は前方への射界を得る為に中央構造部から離した位置に置きました
14インチ砲の爆風に耐えられるようには作られていないであろう備品は甲板上には配置出来ないでしょう
なので主砲の他には何も載せられません
米空母の足を止める事だけを目指して突進する正に突撃艦です
勿論三式弾を撃てばその威力は8インチ砲より大きいでしょうから防空艦としても有用になるでしょうか

(現状仮組状態で各種装備の配置を悩んでいる最中です やはり艦尾に零観くらい搭載した方が良いかなとか)

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